作ってみた

フローラルフォーム(吸水フォーム)で花の定期便の見本写真通りに挑戦した結果

2025年6月16日

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吸水フォームで花の定期便の見本写真通りに挑戦した結果

私が利用している日本総合園芸の花の定期便には、生け方の見本が同封されています。

今回の記事は吸水フォームを使って、その生け方の見本通りに挑戦してみた際のレポートです。

花の定期便は通常、お花の種類を記載した冊子が入っていることはあるのですが、生け方の見本写真が入っているものはあまりありません。

生ける際に参考にするものがないと、いざお花が届いたとき、

生けてみたけどなんか違う、お花は素敵なのに。

こう思ったことないですか?
私は初めそう思いましたし、そういう方が多いのではないかと思います。

その点、日本総合園芸は生け方の見本写真と生ける順番等も記載された手引書が付いています。

私も毎回見本を参考に花瓶に生けるているのですが、そうすると出来上がりの満足感が高いです。それが日本総合園芸で定期便を利用している理由の一つでもあります。

しかし、実際のところ、見本と全く同じにできるかというとそうもいきません

以下、見本と実際の写真です。

見本1
実物1

見本1と実物1は茎の長さや曲がりの違いで見本通りにはならず、全体もかなり異なる形になりました。

続いて、2つ目の写真です。

見本2
実物2

全体として近しい感じに仕上がりました。ただ、細かいところでは、お花やグリーンの向きが見本通りにはなりませんでした。

もちろん生け方は自由で、見本通りにしようとしなくても良いというのは大前提です。その上で話を進めていきますね。

見本通りにするのが難しい理由は以下2つです。

見本通りが難しい理由

  • 茎の曲がりが個体によって異なる
  • 見本は「吸水フォームを使っている」と思われる

1⃣は仕方がない部分ですが、2⃣については解消できそうです。

ということで、今回は吸水フォームを使って見本に近くなるように、お花を生けてみましたので、その過程を書いていきます

利用した花の定期便の概要

項目内容
会社名日本総合園芸
コース名スターターコース
価格2,750円(税込・送料込 )/ 回
お花の本数約7~10本(4~6種)
頻度毎週又は隔週
配送方法宅配便
その他生け方の手引き付き、利用回数制限なし、スキップ可能
ホームページ日本総合園芸の「花の定期便」  

詳細は以下、レビューをしていますので是非ご覧ください。

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準備したもの

準備したものは、以下の通りです。

花器

今回はこちらの高さ10.5㎝、直径10㎝の花器を使います。

シルバーの模様が控えめに入っていてお花となじみやすくて使いやすいです。

この大きさの花器は1000円以下で購入できるものも多いので、吸水フォームと一緒に一つ持っておくと便利です。

楽天で白い小型の花器をみてみる

吸水フォーム

そして今回の主役(?)である吸水フォームです。

このブロックをカッターで花器に合うようにカットして使います。

【下準備】吸水フォームに水を吸収させる

まず、下準備として、吸水フォームに水を吸収させます。

手順は花器に合うようにカットした吸水フォームを容器にたっぷり貯めた水の上にそっと置くだけです。

吸水フォームが完全に水に浸るまで待ちます。

吸水フォームが完全に水の中に沈んだらOKです!

この時の注意点は、水の中に手で押し込まないことだそうです。手で押し込んでしまうと、中に十分水が吸収されません。

そして、吸水フォームを花器にセットして下準備は完了です。

お花を吸水フォームに挿していく

それではお花を挿していきます。

今回使用するお花

今回届いたお花はこちらです。届いたら水切りをしておきます。

花の定期便で届いたお花(名前は手引き通りに記載)

  • LAリリー 1本
  • アスター 1本
  • カンパニュラ 1本
  • キボウシュ 2本
  • ニゲラの実 1本
  • かすみ草 1本

見本写真

見本写真がこちらです。

なるほど。本当にこのようになるのでしょうか。ちょっと不安です。

一旦、花瓶生けしてみた

イメージを掴むために一旦花瓶に生けてみます。

生け花の手引きには見本写真だけではなくて、生ける順番と生け方も記載されています。

長さを調整しつつ、手順通りに進めてできたのがこちらです。

今回はユリ(LAリリー)がメインなので、それを中心に他のお花を配置していきます。

もうこれだけで大満足です!

ですが、今回は見本通りに挑戦すると決めたので、続けて吸水フォームを使って作っていきます。

吸水フォームを使って見本通りに挑戦

一旦花瓶生けをしているので、水切りしながら長さをさらに調整して、用意した吸水フォームに挿していきます。

吸水フォームに挿す際の注意点は、「ぐりぐりしたり、何度も同じところに挿したりしない」です。

そうしないと、茎が吸水フォームに密着せず、水をしっかり吸水できないからだそうです。

なるべく1回で挿すのが理想ですが、初心者の私はそんなことできるはずもなく、何度も挿しながら試行錯誤しました。

集中しすぎて途中経過の写真ありません。。
途中経過の写真も見られると思っていた方申し訳ありません。完成品に飛びます。

そして出来た完成品がこちらです。

正面
左側から


ちなみにギボウシは吸水フォームに差し込めず、5月の定期便で来ていたアレカヤシを使いました。

見本写真をもう一度。

うーん、結構違いますね(笑)

ユリの咲く方向やカンパニュラの枝ぶり等、お花に個体差があるので、やっぱり見本通りは難しかったです。もしかしたら違う回のお花だったらもっと見本に近付いたのかもしれません。

しかし、見本とは異なるものの、実際に飾ってみると、横への広がりがでた分、存在感が増したように感じます

因みに届いたお花を全て使えたわけではなく、アスターが余ったので、別の花瓶に生けています。

今回届いた定期便のお花の本数は7本なのですが、アスターやニゲラは1本でも枝分かれしていくつもお花が付いているので、ボリュームが十分でした。

今回は、見本と同じとは言い難かったですが、吸水フォームを使ってお花を生けると出来ることが多くなります。なにより生けることがとても楽しかったです。

花の定期便を利用している方は、こんな楽しみ方もありますので、ぜひ試してみてください。

この後のお手入れ

吸水フォームは時間がたつと、蒸発と茎から水が吸われて渇いていきます。

ですので、お手入れとしては、毎日花器に水を足していきますもしまだ水がある状態であれば、水を入替えます

あとは様子をみつつ、傷んだお花は除いて、少なくなったら花瓶に生け直すなどして楽しんでいきたいと思います♪

以上、吸水フォームで花の定期便の見本通りに挑戦した結果でした。

おわり

今回は花の定期便のお花を吸水フォームで見本通りに生ける過程をレポートしました。

この記事が「花の定期便の生け方、楽しみ方を知りたい!」という方の参考になりましたら幸いです。

今回の記事は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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